がおちゃブログ

がおちゃの備忘録。ハロプロと、絵と、部屋の片付けのこと。絵を描いて生きていきたいです。

とあるさゆヲタから見たビバラポップ

2018年5月6日、GWの最終日に、さいたまスーパーアリーナで今年初開催のビバラポップに行ってきた。
もちろん道重さゆみさんを見るために。
 
好き好き言うと女性が好きなのか聞かれるけどそういうことではない。
仮に戦争があったとしたら、例えば夫は一緒に逃げたり戦ったりしたい人で、
道重さんは、どうにかして1人だけでも戦争のない世界で笑顔でいてほしい人。私にとってはそんな人です。
 
ビバラポップの主催が道重さんの大ファンである大森靖子さんであること、
大森さんの愛の深さは知っていたので、これはさゆヲタとしては何かが起きるという胸の高鳴り、
そして、さゆちゃん初フェスだし、ピンクT着て応援に行って安心させたい!!という気持ちで発表の日にチケットを取った。
 
大森さんの曲は、道重さんやハロプロへの提供曲のほかは、ミッドナイト清純異性交遊近くの時期のものと、
アルバムTOKYO BLACK HOLEkitixxxgaiaはずっとitunesに入っている、くらいの予備知識だった。
コンプレックスと向き合い続ける強さが眩しすぎて、苦しくなってしまって、
マジックミラーとさっちゃんのセクシーカレーをヒトカラで歌って泣いたことが一回だけある。
 
大森さんがスポットライトを浴びて弾き語る、
自分主催のフェスなのにソロのステージはたった15分。
さゆへのラブソング、ミッドナイト清純異性交遊の弾き語りから、
唯一肉声で道重さんのアーティスト紹介、
そして「好きだな君が」で道重さん登場・・・鳥肌モノだった。
今考えると、「好きだな君が」は大森さんへのアンサーソングの意味合いがあったのかな。
いいなぁ。あんな大勢の前で堂々と告白して、すぐOKもらえていいなぁ。。。。
 
その後は高橋愛ちゃんもシークレットゲストとして登場して、
恐らくビバラポップが無ければ一生見られなかったであろうセクシーキャットの演説まで見れて、
SAYUMINGLANDOLL(道重さんの単独公演。7月は大阪であります。
道重さんに興味を持たれた方は是非行って見てください。度肝抜かれますよ)のOP、大森さん提供曲と続いた。
もうこのへんが素晴らしいのは映像見ていただければわかるので、ひとつだけ。
道重さんが、私たちピンクの護衛に笑顔を振りまきながら、他ヲタも多いであろう花道の先に歩いて行く様を後ろから見た。大丈夫だよ行ってくるねって、凛々しい顔をしてた。
後ろ姿に後光がさしていて、ジャンヌダルクみたいだったよ。
この人、いつのまにこんなに強くなったんだろうと思った。
めちゃくちゃ緊張してたの、ファンなら誰でも知ってたのに、本当に精悍な顔つきをしてた。
フェスってこういうのが楽しいんだなって、少しずつ理解した。
この人のことを好きでいて良かった、ピンクT誇らしいって何回思ったかわからない。
さゆちゃんかっこよかったです。ありがとう。
 
そしてコラボステージ。やっぱりトリでしたね。
 
大森さんのファンにとっては、道重さんは「好きな人の好きな人」で、道重さんに嫉妬をするのかもしれない。
大森さんほどの人にこんなにも愛されて、何がそうさせるのかを知りにいく気持ちで道重さんを見た人も多かったんじゃないだろうか。
 
一方さゆヲタの私にとっては道重さんが「好きな人」であって、
大森さんは「好きな人を好きな人」であって。
道重さんの知らない一面を引き出す曲を書ける方であって、
それでいて、滅多にないフェスのラストに引っ張りだすことのできる人であって、
道重さんを知らなかった人に魅力を伝えることのできる人であって。
 
正直に言わないと、あんなに真っ直ぐなお二人に失礼だと思うから書くけど、
もう盛大に嫉妬嫉妬嫉妬。笑 ものすごい複雑な感情。特に向き合っている時。
あああ私が大森さんならいいのに!!!なんで私は大森靖子じゃないんだ!?
という小学生みたいな気持ちでいたことを許してください。
 
特にマジックミラーではっきりと感じたのは「失恋」の感情でした。
好きな人と、好きな人のこと好きな人が相思相愛になる瞬間を見て打ちのめされてしまった。
普段のコンサートで道重さんは「道重さん」の世界を作ることに注力されていて、
ヲタも大森さんもきっとそれに魅了されてきた。
そんな彼女が、大森さんの『マジックミラー』に共鳴して、
「応えよう」という道重さんの魂が動いたのを見た気がした。
大森さんのことが好きな人や、大森さんを通して道重さゆみを知ってくれた人に対して
大森さんの世界を道重さゆみで体現しようとしてるのがわかって震えた。
さゆが作ったマジックミラーから覗く目に、はっきり勝負の色が見えた気がする。
 
ー求められるなら 応えるのがプロフェッショナルー 
求められたから、プロだから応えたのかもうわからない。
そんなんじゃないと思う。好きだから。好きだから応えたんだよね。
 
失恋だけど、でも私だって二人とも好きだから仕方ないよねおめでとうっていう失恋。
道重さんに両手を広げて待ってもらえるなんて。いいなぁ、いいなぁ、いいなぁ。
あまりのことにまっすぐ興奮すらできないでいる大森さん、とても可愛かった。
エモいなんて言葉で片付けてしまうには勿体無い瞬間でした。
好きだった人の結婚式に行ったらこんな気持ちになるのかもしれない。
おめでとう。
さゆちゃんは幸せそうでした。
大森さんも、すごく幸せそうでした。
気持ちがわかりすぎて、痛いくらいで、きっとさゆヲタみんな大森さんだったし、
大森さんもきっとただの私たちだった。
「好き」ってみっともなくて、汚くて、悔しくて、辛くて、可愛くて美しくて、たまらなかった。

さゆヲタさんだけでワイワイやるのは楽しくて、
さゆちゃんも安心しているのがわかるし、それも素敵なんだけど、
その空間では見ることのできなかった景色を見ることができました。
たくさんのアイドルさんたちが、ファンと同じ目線でさゆを見ていたのも印象的でした。
 
ありがとう。2人ともそれぞれですごくすごく可愛くて、すごくすごくかっこよかったです。
「可愛いはカッコいいよりもカッコいいって、わかってないなら黙ってて」
昨日来た人は、絶対大丈夫。
 
大森さん、本当にありがとう。
私も頑張ります。
 
がおちゃ(@hp_gaocha)